無線再開に向けていろいろと少しづつ準備しています。
古いトランス式の電源を捨てて新たにスイッチング電源を購入したのですがその軽さと小ささに驚愕したり古いローパスフィルタを新調したりシャック内の各フィルタと同軸の引き回しを変更したりしていますがその時に同軸切替器を見ていて4本のアンテナと2台の無線機を繋げないだろうかという思いが沸々と沸いてきました。
4本のアンテナとは7/14/21/28のRDPとNB32Xと3X4BとAH-4のLWで2台の無線機とはIC-7610とIC-756proⅢです。
手元には1回路4接点と1回路2接点の同軸切替器がありこれを繋いで4×2で使えないかと思ったのですがその瞬間に1回路2接点の同軸切替器に無線機を2台繋ぐことになるので切替器で絶縁すると言ってももう1台の無線機に僅かにでも電流が流れてしまうのではないかと思った訳です。

要は1回路2接点の同軸切替器を使用する場合は2本のアンテナと1台の無線機を繋ぐ場合に使用するのですね。決して1本のアンテナと2台の無線機を使うために同軸切替器がある訳ではありません。
確かに同軸切替器を逆方向に繋げば1本のアンテナと2台の無線機を繋ぐことが出来るのですが・・

恥ずかしながら自分では明確な回答を持ち合わせなかったのでwebで色々調べるとやはりあり得ない使い方なのですねhi
同軸切替器はトグル方式のスイッチではなく選択しない側はグランドに落ちるとのこと。
1本のアンテナと2台の無線機を1回路2接点の同軸切替器で繋いで無線機を2台切り替えながら使用すると著しくSWRが上がるとか発煙したとか無線機が壊れたという記事が出て来ました。
少し冷静に考えれば当たり前のことなのでしょうが恥ずかしながらひょっとすると出来るのではと思ってしまいました。
同軸切替器は『アンテナ切替器』なのであって決して『無線機切替器』ではないと言うことですね。