今まではRDPのエレメントを三角形の底辺としてIV線を繋いで2等辺三角形にしてAH-4で給電してループアンテナとして使用していました。
このいい加減なアンテナですが3.5MHZ~28MHZまでFT8なら良く飛んで遊べましたがアンテナを再編するのでまずは元に戻すことにして単体のRDPとして整備しました。

CA41という7/14/21/28のRDPですが2回ほどエレベーターを下げてエレメントの調整をしましたが4バンドとも完璧に調整するのは困難ですね。
28MHZはバンド内SWR1.6程度で21MHZはバンド内450KHzすべてでSWR1.0です。
7/14は共にあと50KHzほど中心周波数を上げたいので先端のエレメントを後3cm程度縮めればOKのはずですが時間切れで明日に持ち越しとなりました。
こんな調整をやっていると巻き尺アンテナってめっちゃ便利だろうな~と思ってしまいますねhi

そして先日、自作したCMFをアンテナ直下に取り付けましたが金属であるブームやマストから離さなければ性能を引き出せないと聞きますので雨どいの部品を使ってブームから離してみました。
正確に言えばブームではなくRDPの取り付け方向を変える金属の細い腕木マストなのですがこの程度、離れれば良いのでしょうか??
部品の名前は『T字でんでん』という変な名称でしたが製作費は700円ほどで済みました。
ホームセンターをウロウロしているといろいろなアイデアが沸いてきます。そしてアンテナ直下にCMFを取り付けた結果ですが正解でした。
21MHZはフロアノイズがUSBモードの帯域2.4KHZで常にS3程ありましたがCMFを取り付けた後は何とS0になりました。
要は信号が無ければメーターはSゼロです。
最初は同軸コネクタの芯線と網線が接触しているのかと疑いましたがSWRは1.0で何の問題も無し。
他のバンドも明らかにフロアノイズが下がっています。
こんなことならもっと早く取り付けるべきでした。 
CMFの中身はミニマルチから送られてくるTDKの8D用スリーブコアに4回巻き×コア8連です。

RDPの整備が終われば手元にあるNB32Xと3X4Bの取り付けを予定していますがそれぞれにCMFを取り付けるつもりです。  
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そして今日の朝に発表されたIC-PW2のプロモーションビデオですが良いリニアですね。
これだけの内容を明らかにしておいて発売時期と価格は何故、未定なのでしょうか。
IC-7610とベストマッチするとかという内容だったかと思いますが現在、私が使用しているRIGが7610なので余計に欲しくなってしまいます。
1997年に1アマを取得してから25年が経過して未だに100W・・・
この住宅街でQROに対して二の足を踏んできたのも事実。
年内に500WのQROはやろうとしていまずか500WでIC-PW2は意味がないようにも思います。
でもこれは欲しいリニアですね。