今日は午後から休みを頂いて公的基幹病院へ母親を連れて定期診察に行ってきました。
600床ほどの巨大病院なのですが何時も予約診察なのに殆どその時間に診てもらえたことがありません。
今まで一番時間が掛かったのは受付を済ませてから診察を終えて出てくるまで5時間と言うこともありました。
何の為の予約なのか理解できませんが急患が入ると仕方がありませんね。
今日も皆さん、予約診察のはずなのに何故か診療科はまたも大混雑・・・
これは時間が掛かりそうだと早くも悟りましたがそうしていると突然、『コードブルー発生!コードブルー発生! 西館7〇2号室』と院内放送が・・
この瞬間、母親の診療科は血液内科なので関係ないだろうと思っていたのですが診察室から担当の先生が走って出て行きます・・これで完全に諦めが付きました。

私は病院に出入りする仕事の為、何の意味の放送か理解しているのですが一般の人たちには何のことか分からないと思います。
『コードブルー発生』という放送の意味は病院内で使われる隠語です。
要は患者さまの容態が急変して心肺停止になり蘇生の必要がある緊急時に主治医であるか否かに関わらず院内の医師・看護師・薬剤師が集結して素早く蘇生の対処にあたることを意味します。
と言う訳で母親の担当医は長時間、戻らず診察が大幅に遅れ今日も5時間コースとなりました。
私も気になったので母親の診察が終わったタイミングでコードブルーの招集だったようですが結果はどうでしたか?と聞くと医師は満面の笑みで『何とか助けることが出来ました。良かった~』とのこと。
巨大病院の医師って本当に大変な仕事なのだと改めて思い知らされました。